こんにちは!ペロです。
一条工務店アイスマイルについての記事を執筆しています。
アイスマイルでの新生活が始まってまもなく4カ月を迎えます。
住み始めてから気づいた失敗ポイント第1弾!
確認・勉強不足だったと後悔している玄関ポーチについてお話します。
玄関は「家」の顔に当たる部分で、外観からの印象を大きく左右する場所です。
駐車場やインターホンからどのようなアプローチがあるかで、生活の質にも直結します。
我が家の実例をもとに、参考にしていただけると幸いです。
最適な階段の高さ(蹴上)
まずは基本的なことからご紹介します。
階段の高さのことを 蹴上(けあげ)、足を乗せる面のことを踏面(ふみづら)と呼びます。
転落等の事故防止のため、建築基準法でそれぞれ高さと奥行きの長さの規定が定められています。
- 蹴上 23cm 以下
- 踏面 15cm 以上
建築基準法(建築基準施工令第23条、24条、27条)で下記のように定められています。
リンクを張っていますのでご参考ください。
出典:国土交通省「建築基準法の階段に係る基準について」
建築基準法の規定外の場合、転落などの危険があり、手すりの設置や滑り止め等の安全措置が必要になります。
玄関ポーチ 我が家の後悔ポイント
我が家の場合、玄関ポーチの階段が前面道路との敷地境界(縁石)に接しています。
北方向に向かって勾配(坂)になっている土地なので、家の北側が深基礎(土地を深く掘って、基礎を地下深くから作ることで家の基礎を水平にする施工方法です)になっています。
深基礎工事が追加になることは打ち合わせ終盤に知り、驚愕しましたが・・・
玄関ポーチの階段が敷地境界(縁石)に接していることは基礎工事が完了するまで認識できていませんでした。
どどん!我が家の玄関です↓
いくつか気になる点をまとめます
- 玄関階段正面が住宅街の道路になっている → 飛び出しによる事故の危険がある。
- 駐車スペースが家の南側 → アプローチがなく道路を歩かないと行けない。
- 玄関階段1段目(最下段)が高すぎる → 少ししんどい高さ
- 玄関が道路面から高い位置にある → お客さんを見下ろす形になってしまう。
玄関ポーチ階段の高さが異様に高すぎることが何かと、不都合なことの原因になっています。
実際にどのくらいの高さなのか、計測してみました。
高さ 約24.5m
玄関階段 最下段 向かって左側
高さ 約29cm
玄関階段 最下段 向かって右側
家の南側から北側に向けてゆるやかな上り坂になっているので、およそ5cmの高低差がありました。
駐車スペースは南側にあるので、階段の向かって右側(ポストがある方)段が高い方を利用することがほとんどです。
道路の縁石(高さ5cm)を含むと約35cmの段を毎回、上り下りする必要があります。
大人でもちょっと踏ん張らないといけない高さなので、子供たちはよろめいてしまうこともしばしば。
建築基準法で定められている 蹴上23cm以下 と比較します。
我が家の場合は縁石の下、道路から階段を上り下りするので縁石5cmの高さを含めます。
- 正面左側 24.5cm 蹴上基準よりプラス6.5cm
- 正面右側 29cm 蹴上基準よりプラス11cm
いや・・・高い!!!!正直、不便です・・・😢
玄関階段と建物の間に幅60cmほどの大きな隙間(デッドスペース)があり、使用用途が思いつかず、やむなくその前にポストを設置しましたが、非常に上り下りしづらい状況です。
後日知ったことですが、追加で費用を掛ければ階段ポーチの面積を広げることができるそうです。
ポーチの延長や階段の追加などは数万円で施工が可能です。
打ち合わせの時点で設計士に確認しておくことを強くお勧めします!!
横から見た感じを分かりやすく図にしました。
毎日数回利用する場所ですし、来客時の事も考えて何か対策をしておくべきでした。
外構工事で玄関ポーチの面積を広くしたり、階段を追加することはできなくもありませんが、
金額や工事日数が相当かかる可能性があります。
「玄関ポーチ」は外構工事ではなく、一条工務店の担当する箇所になるのでしっかりと確認しておくことが必要不可欠です。
まとめ
- 蹴上23cm以下 踏面15cm以上 建築基準法の定めを確認しましょう!
- 間取り打ち合わせの段階で確認しましょう!
基本的に営業担当者との間取り打ち合わせの回数は上限がありません。
アイタブ(間取り選択で使用するタブレット)で間取りを選び始めたら、土地に対し建物の境界どのあたりまで来るのか、玄関ポーチの高さに無理がないかなど、必ず現地で確認しましょう!
住設・電気設備打ち合わせの段階まで進んでいると、間取りの選び直しができません。
着工時期・工期などの遅れや契約内容変更に伴う追加費用の発生など、本当に大変です。
一条工務店は外構工事は施工しません。
提携業者の紹介を受けるか、自分で外構業者を探すことになります。
筆者の場合、着手承諾契約書を交わし、基礎工事などが終わった段階で業者の紹介を受けました。
一次外構工事(土地の整地・残土処分・基礎工事など)が想定見積金額よりも多額に費用が掛かり、二次外構工事の予算が取れない、というような状況でした。
そのような事態になると、二次外構工事で予定していた工事をあきらめざるを得ない状況にまで陥ってしまうことにもなりかねません。
間取りが決定した時点で外構工事業者を探し、外構工事のイメージと予算を掴んでおくことが肝要です。
家づくりのヒントになるような記事をこれからも更新していくのでお楽しみに♪
長らくのご拝読、ありがとうございました!
コメント