一条工務店【電力革命】は電気代が本当に安いのか

売電収支

こんにちは、デジタラ~です。私たちが一条工務店というハウスメーカー(工務店)を選んだ理由として、気密性等の機能性の高さ(快適性)そして電気代の日々のコストを削減できると感じたからです。そこで今回はその電気代と一条工務店が謳っている電力革命について調べていこうと思います。

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一条工務店【電力革命】=太陽光発電+蓄電池による自給自足

一条工務店HP上より参照

①一条工務店の電力革命とは、太陽光発電で自家使用・蓄電池に充電し、余った電力を売電します。

②日が落ち、夜には発電しなくなるので蓄電池の電気を使用し、夜中のうちに使いきります。そして朝の太陽光発電を開始できるまでは電力会社から電気を購入します。

ここでミソなのが①の昼間は電気料金が高い時間帯は電気を購入せずに済み、②の太陽光発電が出来ない夜間はできるだけ蓄電池の電力を使用し、蓄電池の充電を電気料金が安い時間帯に購入という、なんとも合理的なシステムだと思いました。

一条工務店オーナーの80%以上の方がこの太陽光・蓄電池のパッケージを導入しているとの事です。また太陽光発電を導入しているハウスメーカーでギネスを獲得したと工事課の担当者が話されていました。

これまでの事を見ればなんかお得そうだなぁと感じた方もおられると思います。本当にお得なのか、私たちのアイスマイルの値段と見比べて踏み込んでみます。

一条工務店【電力革命】のメリット

この電力革命を導入してのメリットを洗い出していきます。

【1】電気料金が安くなる

住み始めて5か月目ですが、1年のうち電気代のピークである2月の電気代が¥1,3000円程度であり(詳しくは毎月公表している売電収支を参照)、その月の売電額がより低く収支でプラスになっていた事です。

アパート時代、寒がりのペロ(妻)はすぐにエアコンを付けたがるので、電気代の事でよくケンカをしていました。しかし、一条工務店では全館床暖房・高気密高断熱住宅なので家中どこにいても寒さを感じず、エアコンの必要がないのでその無駄なケンカがなくなりました。

※一条工務店のリビングに付いているエアコンは床暖房用室外機と併用になっている為、エアコンと床暖房の併用使用はできません

【2】太陽光発電+蓄電池セットの価格が破格

他のハウスメーカーで太陽光+蓄電池を導入しようとすると5kwh~6kwhで平均200~300万円との試算があります。しかし私達が購入した一条工務店アイスマイルのセット販売は12kwhの大容量で税込約230万円(下図)とほぼ市場価格の半額に収まりました。一条工務店の屋根全体が太陽光パネルになるので、必然的に大容量発電パネルになり価格が抑えられ割安になっているのだと考えられます。

【3】屋根の塗り替えの必要がなくなる

さきほどの【2】で少し触れていますが、屋根全体が太陽光パネルなので、スレート屋根(粘土板岩の薄板を使用した屋根材)やガルバリウム鋼板屋根(鉄の鋼板にアルミニウムや亜鉛などの合金をメッキ加工した屋根材)の様に、10年スパンでの塗り直し等の補修費用がいらないのがメリットといえます。

屋根の塗り直しには足場を組んで職人に依頼し、多額の費用がかかります。その費用がかからないのは大きなメリットだと考えられます。

しかし30年後などの長期スパンでみますと、太陽光パネルについてはまだ不透明な点があるとも言われていますので、それなりに補修費用を用意しておく事が無難です。

一条工務店【電力革命】のデメリット

購入時の金額が高額になる

やはり太陽光パネル+蓄電池という大きなオプションを付けるということになるので、その分値段が上がります。

太陽光発電というのも基本的には先行投資という考えのもと、購入するのが後悔がなくなるとは思います。

一条工務店の試算では10年でその投資分をペイできる試算で組んできていますが、それは自分なりに納得の上で購入を決断してください。

立地を選ぶ

やはり太陽光発電は陽光が当たる時間ですべてが決まりますので、家の周辺にマンションが建つ可能性や太陽光パネルに影が出来るような2階建ての家が隣地に建つなどのリスクを考えて、太陽光発電に適した立地での購入をお考え下さい。

天候が気になる

毎日の天候が非常に気になります。

仕事中でも太陽が雲に隠れて曇ってくると「発電がされなくなるではないかぁ!!」という気持ちになります。また一日中の電気発電量の進捗状況をアプリで確認できますので、いつも気になってしまいます。まぁそれは人によりますが。

まとめ

一条工務店での電力革命ですが、結論として電気代は安いです。

発電量が電力の購入量をはるかに上回りますので、太陽光パネル搭載の料金分は元を取れると私は考えています。

それは他メーカーで搭載するより割安かつ大容量パネルで発電量が多いので減価償却期間がぐっと短くなるからです。

ほかにも高気密高断熱による冷暖房効果などもありますが、総合して電気代は低く抑えられます。20年、30年と長期で住めば済むほど家賃として考えると安く抑えられるのではないだろうかと思います。

以上、一条工務店の電力革命(太陽光発電・蓄電池)についてでした。

バーーーーい

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