筆者がアイスマイルを建てた頃は、食洗器の浅型モデルが標準でしたが、現在では「深型モデル」が搭載されます。
さらに3つのグレードが用意されていて、追加費用で高性能モデルへアップグレードが可能となりました。
「どのタイプを選ぶのが一番良いのだろう・・・?」
そんなお悩みを解決するべく、それぞれの性能とコスパについて解説します!
こんにちは、ペロです!
アイスマイルは食洗器の深型モデルが標準装備です!
食洗器は時短・節電・節水できるまさに万能アイテム。
ぜひこの記事を読んで、自分に合った食洗器を見つけてくださいね♪
この記事を読めば、食洗器の種類と性能の違い、搭載されている機能について詳しく解説します!
導入コストと節水・節電効果の採算を検証した結果、「自動投入型」がもっともコスパが良いことも判明!
丁寧に解説しているので、ぜひ参考にしてください⁂
アイスマイルで選べる食洗器は3種類!
アイスマイルで採用できる食洗器には3つのタイプがあります。
- 深型ストリーム除菌洗浄型【標準・オプション追加費用なし】
- エコライト型【オプション価格 36,300円】
- 自動投入型【オプション価格 79,200円】
それぞれに搭載されている機能についてひとつずつ紹介し、比較していきます。
結論から言うと、筆者はオプションモデル「自動投入型」の採用がオススメ!
その理由についても丁寧に解説します。
標準モデル(追加費用なし)
アイスマイルの標準食洗器はどのタイプを選んでもパナソニック製です。
一条工務店オリジナル商品となる為、性能が同じでも一般カタログで記載されている型番とは異なります。
パナソニック食洗器 R9シリーズと同等モデル(型番:NP-45RD9S)「深型ストリーム除菌洗浄」です。
食洗器ラインアップの中でベーシックタイプの商品です。
ライトエコ型(オプション価格 36,300円)
パナソニック食洗器 V9シリーズと同等モデルです(型番:NP-45VD9S)。
標準モデルとの違いはより節電効果の高い「ライトエコ機能」が追加され、洗浄ノズルの形状・性能が良くなっています。
洗浄ノズルが立体的な構造となり、洗浄範囲・洗浄能力が向上しています。
その分節水・節約効果が高くなっているのが特徴です。
自動投入型(オプション価格 79,200円)
最後に紹介するのが最上位モデルです。
パナソニック食洗器 M9 PLUSシリーズと同等(型番:NP-45MD9SP)、
「ライトエコ」よりさらに節水・節電効果が高い「エコナビ」が搭載されています。
これまでのモデルと大きく異なるのが「洗剤自動投入機能」があることです。
標準型、エコライト型と比較するとより高性能機能がついています。
液体洗剤自動投入機能は、国内市場ビルトイン食器洗い乾燥機において業界初!(2021年12月現在)
洗剤タンクに洗剤を入れておけば、毎回洗剤を計量・投入する手間が省けるのは嬉しいですね。
では、それぞれのスペックや特徴などについてより詳しく解説していきます。
ストリーム除菌洗浄【全モデル搭載機能】
ストリーム除菌洗浄はパナソニックビルトイン食洗器の全モデルで標準搭載されています。
手洗いでは難しい50℃以上の高温高圧水流で除菌できる機能です。
こどもの食器はプラスチック製の物が多く、食洗器が使えないことも。
手洗い・自然乾燥だと菌が残っていないか心配ですが、
「低温コース」でも標準コースと変わらず除菌できるそう!!
高熱に弱いプラスチック製食器も、食洗器で洗えるのは嬉しいですね。
洗浄ノズルの形状・特徴はモデルごとに違う
食洗器洗浄ノズルはモデルごとにそれぞれ特徴が異なります。
グレードが高いほど、より性能・機能が向上した洗浄ノズルとなります。
それぞれの形状や特徴について、ひとつずつ解説します。
【標準モデル】 標準回転ノズル
標準モデルに搭載されているのは1段型回転式ノズルです。
フラットな回転式ノズルが1枚ついているシンプルな構造になっています。
くるくると回転しながら洗浄水を噴射し、洗浄します。
回転ノズルを上に引っ張るとスポッと抜けるので、お手入れが楽ちんです♪
【エコライト型】 プラネットアームノズル
プラネットアームノズルはエコライト型(オプション価格36,300円)に搭載されます。
上下2段のノズルで、回転しながら洗浄水を連続噴射します。
標準ノズルとプラネットアームノズルを比較します。
左側がプラネットアームノズル、右が標準ノズルです。
標準型・ライトエコ型のノズル比較です(取扱説明書から引用)。
回転するノズルが1個から2個になり、構造が立体的になることで洗浄能力と洗浄範囲が向上します。
【自動投入型】 3Dプラネットアームノズル
3Dプラネットアームノズルは自動投入型(オプション価格 79,200円)に搭載されます。
上・下・センターノズルの3箇所から洗浄水を立体的に噴射することが可能になりました。
さらにセンターノズルは4つの洗浄モードを自動制御でローテーションします。
より効率的に洗浄範囲をひろげ、洗浄能力を大きく向上させていますね。
3つのノズルを比較してみましょう。
左から順に標準・エコライト型・自動投入型に並べました。
構造が複雑になるにつれ、洗浄範囲が広くなり、洗浄能力も良くなっています。
自動投入型の3Dノズルは非常に魅力的です!
洗浄能力が向上するとその分節電・節水効果も高くなるので、自動投入型がオススメです!
節電・節水能力 モデル別に比較してみる
食洗器が上位モデルになればなるほど、節電・節水能力が向上すると前述しましたが、実際はどれくらいの差があるのか?
比較してみましょう!
【ライトエコ型】 ライトエコ
「ライトエコ型」には食器の量をセンサーで検知する機能が搭載されます。
食器の量が少ない時は、過熱すすぎの温度を自動制御を行い、乾燥時間を5分短縮することで節電効果を期待できるようです。
ライトエコ型を採用した場合、約1年8カ月でオプション導入費用の採算が取れそうです。
【自動投入型】 AIエコナビ
AIエコナビは「自動投入型」に搭載されます。
庫内のセンサーが食器の汚れレベルを自動検知し、汚れ・食器容量が少ない場合は自動ですすぎ回数を減らします。
食器の量ではなく「汚れレベル」を自動検知できるとは驚き・・・!
すすぎ温度を下げ、乾燥時間を短縮することで節水・節電効果を上げています。
自動投入型を採水した場合、約1年5カ月でオプション導入費用の採算が取れそうです。
エコライト型に比べると節水・節電効率が優れている分、採算がとれるまでの期間が短縮されます。
この試算には水道料金の節約金額を考慮していないので、そこも含めるともう少し短くなるでしょう。
業界初!!液体洗剤自動投入機能とは?
パナソニックがビルトイン食洗器業界で初めて(2021年12月時点)液体自動投入機能を搭載した食洗器を発売しました!!
食器量・汚れレベルに応じて液体洗剤を自動投入し、最適な洗浄プログラムで運転してくれます。
食洗器を使用するたびに洗剤の量を計り入れる手間を省くことができるのは大きなメリットでしょう!
洗剤タンクにあらかじめ食洗器専用液体洗剤を入れておけばOKです!
洗剤タンクは3カ月に1度、洗剤タンク・トレイ・投入経路のお手入れが必要です!
液体洗剤の詰まり・故障の原因となるので定期的にメンテナンスを行いましょう。
適切な量を自動投入してくれるので、洗剤量の節約にもつながりますね。
導入費用が高くても、節電・節水・時短効率を考えると最もコスパが良い食洗器と言えるでしょう。
まとめ 筆者のおすすめは【自動投入型】!
ご紹介した食洗器3つのモデルそれぞれの搭載機能を表にまとめました。
導入価格 | 節水効果 | 節電効果 | 採算期間 | 搭載機能 | |
標準型 | 0円 | 約52.3t | 約-19,400円 | 0日 | |
エコライト型 | +36,300円 | 約53.7t | 約-21,300円 | 1年8カ月 | プラネットアームノズル・ライトエコ |
自動投入型 | +79,200円 | 約57.7t | 約-24,200円 | 1年5カ月 | 3Dプラネットアームノズル・AIエコナビ・洗剤自動投入 |
食洗器は節電・節水効果が大きいだけでなく時短家電として非常に優秀です。
筆者はアイスマイルに入居して初めて食洗器を使用しましたが、これほどまでに家事の負担を軽くしてくれる物なのかと、とても驚きました。
お恥ずかしい話ですが・・・「手洗い」の方がきれいに洗えると思い込んでいて、食洗器の洗い上がりを信用していませんでした。
ですが、手洗いでは落としきれない「茶シブ汚れ」まで残さずきれいに洗いあがっているのを見て、価値観がガラッと変わり、食洗器に平謝りしました(笑)。
今ではなくてはならない重要な相棒です。
そんな筆者だからこそ感じるのは「食洗器こそコストをかけて良い家電」だということです。
食洗器の深型モデル(標準タイプ)を追加費用なしで装備できるのは非常に魅力的ですが、性能としては少し物足りない、と思います。
「自動投入型」の導入費用が79,200円と高額ですが、節水・節電効率が良く1年半ほどで導入コストの採算が取れ、コスパが非常に良いと言えます。
時短家電はある程度コストをかければ、その分以上の費用対効果が大きいでしょう。
洗浄ノズルの性能が良いと洗浄範囲が広がることで洗い残しが減り、節水効果もより大きくなります。
費用対効果を考慮して自分に合うモデルを導入しましょう!
手洗いに掛かっていた時間を、子供たちと過ごす時間に充てることができて
生活の質がグッと良くなったと感じています!
今日の記事が素敵な家づくりの参考になれれば嬉しいです!
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